SERVICES

事業紹介

表面処理事業

古くて新しいメッキ技術

信光工業の工場で、
今日も新メッキが生まれています

当社のめっきの歴史は長野県の草分的存在です。
創業1918年(大正7年) の古くから積み重ねてきた技術を、時代の変化に対応・進歩させて、
多様なお客様のご要望にこたえる高品質と高精度のめっき加工としてご提供しています。
多品種小ロット・変量多品種での加工もご遠慮なくお申し付けください。

弊社表面処理事業について概要

加工ライン東部工場 / 10ライン  緑町工場 / 11ライン
加工製品半導体製造装置部品・自動車部品・光学部品・電子部品
主要取引先新光電気工業(株)、日本電熱(株)、(株)京信、(株)マツダ、本田通信㈱、(株)安川電機、日亜化学工業(株)、(株)日立製作所

多機能試作開発ラインで、お客様の要求にお応えします。

当社はめっきにおける多機能化に備え、H.24ものづくり補助金の採択を受けて、組み換えが容易に行える小規模試作開発ラインを設置致しました。
さまざまな素材の前処理や各種機能めっきに対応が可能となり、お客様の要求にお答えいたします。
お困りの案件御座いましたら、是非ご相談下さい。

・対応サイズ:
最大300×300×250mm程度の製品
・対応素材(材質):
エンプラ・セラミックス・特殊金属etc.
・めっき種類:
ニッケル(電解・無電解・黒色)、銅(無電解)、金(電解・無電解)、銀(光沢・半光沢・硬質)、パラジウム(電解・無電解)etc.
多機能試作開発ラインとは
試作品の設計・製造・評価を効率的に行うための設備や技術の集合体のことで、以下のようなメリットがあります。
1)試作品の製作・評価を迅速に行うことができるため、開発期間を短縮できます。
2)試作品の製作回数を減らすことができるため、開発コストを削減できます。
3)高品質な試作品を製作し、評価・分析することで、製品品質を向上させることができます。

内面めっき

内面めっきは弊社の得意分野です。部分めっきを含めた製品内部のめっきに対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。

内面めっき事例:

事例名1、事例名2、事例名3、事例名4、事例名5、事例名6、事例名7

内面めっきとは
専用の治具を利用して箱状や細長い形状の対象物内部に施すめっき加工です。
対象物の形状によってはめっき加工が難しい場合もありますが、設計の段階からご相談いただくことで対応できた事例も少なくありません。
ぜひ、お早めにご連絡ください。

黒色めっき

弊社の黒色皮膜は様々な企業様より高い評価を得ております。
黒色皮膜は無電解ニッケル-リン合金で耐摩耗性、熱安定性に優れ、300℃、24時間でも退色しません。
低反射率、輻射効率に優れ、光部品、冷却部品等さまざまな分野で実績と信頼を得ています。
製品の各種素材、サイズ、複雑形状にも対応し均一でムラの無い、濃黒色が得られます。

弊社黒色めっきの成果分析

輻射効率と極めて低い反射率の両面で優れた成果がご確認いただけます。

黒色めっき事例:

事例名1、事例名2、事例名3、事例名4、事例名5、事例名6、事例名7

黒色めっきとは
めっき液に薬品を添加して、金属の表面に黒色の化合物皮膜を形成させる表面処理です。
ベースとなる金属はクロムやニッケル、コバルトなどが多く、漆黒調の皮膜を得ることで、耐食性と同時に反射防止や耐熱性の獲得に繋がります。

部分めっき

弊社は早くから部分めっきに取り組んできました。 材料費の節約・工程の効率化・デザイン性の向上など様々な目的とメリットを考慮しながら、お客様にとってベストのソリューションをご提案します。

部分めっき事例:

事例名1、事例名2、事例名3、事例名4、事例名5、事例名6、事例名7

部分めっきとは
製品の特定の部分にのみめっき処理を加えることで、その箇所にのみ必要な機能を付与することができます。
例えば、電気接点部分にのみ導電性の高い金をめっきしたり、摺動部分にのみ耐摩耗性の高いニッケルをめっきしたりすることができます。
メリットとしては、全面めっきに比べて、使用するめっき液や貴金属などの材料費を節約することができたり、めっきする部分としない部分を組み合わせることで、意匠性の高い製品を作ることができます。
電子部品、機械部品、装飾品などへのめっきをお考えのお客様、ぜひご相談ください。

その他

非金属へのめっき

非金属へのめっきは、金属素材へのめっきに比べて表面処理・密着性・均一性・耐久性などの面で難易度が高いですが、様々なメリットがあります。
弊社は、変形し易い、絡み易い、袋穴、細孔等の課題も経験から来る豊かなアイディアで乗り越えます。

非金属へのめっき事例:

・各種セラミックへの機能めっき アルミナ系・PZT等
・エンジニアリングプラスチックへの機能めっき 液晶ポリマー・ポリカーポネイト他
・特殊合金へのめっき

複雑な形状への対応

複雑な形状へのめっき加工は、均一な膜厚の確保・電流密度の不均一性・気泡の発生・マスキングの困難性など課題が多く高度な技術と経験を必要としますが、製品の品質や性能を向上させるために重要な技術です。
弊社では、治具の開発や電極の工夫、めっき液の改良やマスキング技術の向上など様々な工夫でご要望に応えてきました。
また、試作や各種技術提案も行っています。

一貫生産型

めっき加工の一貫生産を実現することで、各工程間の連携がスムーズになり、品質管理が徹底しやすくなります。
また、工程間の移動や待ち時間が減り、納期短縮につながるなどのメリットもあります。
セラミック加工、熱圧接接合部品など加工からめっきまで、ご相談下さい。

あらゆる加工フェーズに高品質の分析装置を導入

高い技術力には高い分析力が必要ー。

膜圧管理から、液管理・解析・開発に至るまでさまざまな分析装置を整える事により、お客様に迅速な対応と安心と信頼を提供します。
弊社でのめっき加工の品質管理を徹底し、安定した製品の製造に寄与する分析装置をご紹介します。

電子顕微鏡
日立ハイテクノロジース
TM-3000 Swift ED300

デジタルマイクロスコープ
キーエンス
VHX-2000

ICP発光分光分析装置
Thermo Fisher
iCAP-6000

蛍光X線膜厚測定機
Fisher
XAN-150

蛍光X線膜厚測定機
Fisher
XAN-150